ボンフィン教会

〜願い事の叶う教会〜
文/久枝・高橋・サントス



 バイア州大衆の熱烈な信仰の的であるボンフィン教会・・・。教会に着くなり、フィッタ(布製のリボン)売りの人たちに囲まれました。これを腕に巻いて教会でお祈り(願をかける)と願い事がかなうといわれています。ももとは、手首に巻いたそのリボンが自然にはずれるまでしておくのが祈願の方法だとか。さらに最近では、祈願成就の暁にそのリボンを教会の門に結んで、その成就に対して感謝するという非公式の慣わしもあるようです。教会では、フィッタのほかに、ロザリオやパンフレットも売っていました。

 聖堂内部に入ると神聖な雰囲気が漂ってきます。卵黄を使って黄金の色を出しているという、特別なペンキで塗った聖堂の中央には、豪華さだけではない、何か圧倒されるものがあります。また、15世紀にポルトガルから取り寄せられたタイルに描かれた絵も美しいものです。
 中央の廊下を行くと、その床石に教会建設に寄与した当時の財閥の名前が刻まれているとのこと。興味を持ってその石の近くに行ってみました。すると、私が立っている石の下に、その本人が永眠していると言うではありませんか! 私ですか? もちろん急いでその石碑の上から足を取りましたよ・・・・。

 ふと天井に目をやれば、なんとも美しい天井画! ずっと見ていたい気持ちになるほど、きれいでした。見ているだけでも首が痛くなるのに、この天井画を描いた人は、天井の下に足場を組んで横になって描いたというのですから、大変だったでしょうね。かなり深い信仰があるからこそできたのでしょうね。

 信仰と言えば、聖堂の奥を右に曲がると、祈願の部屋というのがあります。そこに入ると、行方不明の人の写真が壁を埋め尽くしたり、天井からセルロイド製の足や手などがぶら下がっていたりと、初めて見る人にとっては不思議な感じのする部屋。これは、はやく帰ってきて欲しい、身体の不自由な部位が良くなるようにと願をかけているのです。人々の祈りが込められているんですね。ただ、あまりにもたくさんの人が願をかけるので、ある一定の期間が過ぎると他の人に場所を譲らなければならないそうです。
 ボンフィン教会に来てお祈りすれば絶対聞き届けられると信じて、あなたも是非願をかけに行かれてはいかがですか?

◇◆◇筆者プロフィール◇◆◇

久枝・高橋・サントス
音大卒業後、ピアノ教師に。
結婚を機に13年前にブラジルに渡る。
現在は、サルバドールの海沿いに暮らし、ピアノや歌を教えている。

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