暖かいおもてなしの街
マラカンガーリャ

文/久枝・高橋・サントス

Eu vou pra Maracangalha
Eu vou
Eu vou de liforme branco
Eu vou......


 この地方に昔から有ったサンバのメロデイに心惹かれ、それを世界に紹介した音楽家 Dorival Caymmiの曲で有名な街、マラカンガーリャのお祭(市主催の音楽祭)に行ってきました。

 サルヴァドールから車で行くこと60km。だいぶ遠くからでも、街の看板とも言える2つの高い塔(砂糖精製工場跡)が見えるから便利! その昔、マラカンガーリャは砂糖きび精製が盛んで、古くは広大な砂糖きび畑が延々と続く景色が見られたとか・・・。
 そうそう。余談ですが、この市は、公金横領で有名なブラジルの中では珍しく透明な運営がされていて、大統領から直々に表彰されたと言うことです。
 さて、マラカンガーリャに着くなり、古くから伝わる伝統的なサンバ(SAMBADEIRAサンバデイラ)が始まりました。素朴な衣裳をまとった女性達が輪になって踊るサンバデイラは、商業的なサンバと違った人間的な味があります。楽器もユニークで、お皿の端とナイフのぎざぎざで音を出している人がいます。聞いてみると、それが何と伝統的な楽器だそうで・・・。サンバグループには年配の人が多かったのですが、その声には何とも言えない底力があるんですねー。
 サンバデイラが終わった後、一番盛り上がっていた例のお皿のおじさんに「良かったよー」と親指で合図すると、おじさんは満足そうに「オブリガード!」と答えてくれました。
 青年達のパーカッショングループも終わり、その直後ブンバ ボイが街を練り歩きました。あたかも本物の牛を追っているかのような感じで荒い牛を何とか静まらせようとしているようでした。私の2歳になったばかりの娘はこの牛を本当の牛だと思い、怖がって逃げてばかりいました。まあ、顔が剥製ですから、わかるような気もしますが。
 その後登場した1927年から存在すると言う金管オーケストラもなかなかのものです(現在、指揮者は、マイスターFred Dantas )。このオーケストラは、砂糖きび精製が全盛期の頃に結成されたもの。工場が閉鎖した後は下火になっていたのですが、昨年、市の復興プロジェクトで音楽教室として設立されました。今回の演奏はその生徒さんたちでした。
 そして、また忘れがたいのは、やはりゴチソウですね(また?)。
 特に、海老とココナツミルク、デンデオイルで煮たキアバダ(オクラの煮たもの)は、いくらでも食べられるから恐ろしい。バイア州の田舎特有の、家庭的な暖かーいおもてなしを受けて、顔がほころんで帰って来ました。

 皆さんも、サルヴァドールに来る機会があれば、マラカンガーリャに足を伸ばしてみてはいかがですか?

※マラカンガーリャまでのアクセス

現在はバスを乗り継ぐか、車のみ。
◇◆◇筆者プロフィール◇◆◇

久枝・高橋・サントス
音大卒業後、ピアノ教師に。
結婚を機に13年前にブラジルに渡る。
現在は、サルバドールの海沿いに暮らし、ピアノや歌を教えている。

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