サルヴァドールの街歩き
 ようこそ、サルヴァドールへ。
 サンパウロから空路約2時間半、リオデジャネイロから約2時間。ポルトガル統治時代は首都として栄え、現在はユネスコの世界文化遺産に指定されている歴史的な街として、多くの旅行者が訪れています。
 そんな世界文化遺産の街 サルヴァドールの魅力を、Ms.久枝がご紹介します
オルデン テルセイラ・ デ・ サンフランシスコ教会
Igreja de Ordem Terceira de Sao Francisco de Assis
オルデン テルセイラ・ デ・ サンフランシスコ教会のレリーフ
教会正面に有る美しいレリーフが印象的。
 セー広場(プラッサ・ダ・セ)行きのエアポートバスなどで、ブラジルで最も古い通りというフーア・シリ(チリ通り)を通って終点まで…。セー公園は、サルヴァドールの旧市街(セントロ)の中心ともいえる場所です。常に観光客で賑わう、噴水のあるセー公園から、右に入ると第一サンフランシスコ教会(Igreja e Convento de Sao Francisko)が突き当たりに見えます。

 ガイドブックでも大きく取り扱われているサンフランシスコ教会の隣にあるのが、1703年完成の歴史あるオルデン テルセイラ・ デ・ サンフランシスコ教会(Igreja de Ordem Terceira de Sao Francisco de Assis)
 正面の銀細工のレリーフが美しい教会で、ロココ様式とバロック様式を融合したものだそうです。

 以前、この教会の前を通った時、正面のレリーフの美しさに惹かれて一度中に入って見たかったのですが、その時は夜だったのでもう閉まっていました。そこで、いつか一度入ってみたいなと思っていたオルデン テルセイラ・ デ・ サンフランシスコ教会を紹介します。
 訪れた日は炎天下の暑い日でしたが、教会の中に入ってみると肌寒いほどに気温が調節されていて驚きます。礼拝堂は金箔が施され、荘厳な雰囲気。
 ガイドなしで入って行ったら、なんと、納骨堂に迷い込んでしまいました。失敗、失敗! 肌寒さも倍増されたりして…。

当時は、足場を組んで、横になった状態で描かれた 教会内部も見事な装飾
当時は、足場を組んで、横になった状態で描かれるのが常だったということ。どんなにか大変だった事でしょう。
 2階に上がると、教会儀式の歴史を感じることができる礼服や、物品が展示してあります。会議などが行われたのではないかと思われる部屋も、装飾が凝っていて見ごたえがあります。


会議室や礼拝堂には、金箔が施してある
会議室や礼拝堂には、金箔が施してあります。
 中庭に出ると、美しいポルトガル・タイルが外壁に貼ってあるのが見えます。
 このタイルはポルトガルの豪商、ドミンゴス・ピリス・デ・カルヴァリョ(Domingos Pires de Carvalho)が、自費をはたいてヨーロッパから職人を呼んで作らせたとかで、プラテレスコ・スタイルとしてブラジルでは唯一の建造物。この教会のほかには、スペインのサラマンカ大学にも、同じようなものがあります。

教会の中庭の壁には、ポルトガルタイルが見られます。
夏でも冷たい感じのする教会の内部とは異なり、中庭には暖かい陽だまりが…。壁にはポルトガルタイルが見られます。
 ポルトガル・タイルのその起源は、ビザンチン帝国のモザイクにシルクロードから伝わった中国の陶磁器の影響が加わり、アラブ文化圏で創られたものだとか。
 ここブラジルでは、15世紀頃から宮殿、庭、教会や公共施設などに、主に史実や伝説などを語るために使われてきました。

 その後ポルトガルから、イタリア、イギリス、フランスなどの国々で作られるようになり、約5世紀もの間、外装や内装の安価な方法として使われていました。特に、暑いブラジル北部・東北部は、この地域の高い気温の調節に好都合のため、より普及したということです。現在はあまり使われなくなって来ていますが、愛好家にとっては美術工芸品のような価値を持っているらしいです。

 暑いときに涼をとる手段として…なんて言ったら教会に失礼ですが、サンフランシスコ教会だけでなく、お隣のオルデン テルセイラ・ デ・ サンフランシスコ教会へもぜひ、お越しください。

入場料: 大人 R$3.00−3レアル
こども 11歳までは無料
時間帯: 8:00〜17:00 年中無休
 ※2007年1月現在

筆者プロフィール

久枝・高橋・サントス
音大卒業後、ピアノ教師に。結婚を機に13年前にブラジルに渡る。
現在は、サルバドールの海沿いに暮らし、ピアノや歌、日本語を教えている。

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