サルヴァドールの街歩き
 ようこそ、サルヴァドールへ。
 サンパウロから空路約2時間半、リオデジャネイロから約2時間。ポルトガル統治時代は首都として栄え、現在はユネスコの世界文化遺産に指定されている歴史的な街として、多くの旅行者が訪れています。
 そんな世界文化遺産の街 サルヴァドールの魅力を、Ms.久枝がご紹介します
ロザリオ・ドス・プレートス教会
Igreja de Nossa Senhora do Rosário dos Pretos
ロザリオ・ドス・プレートス教会
遠くからでも一際目立つ淡い紫色の教会、ロザリオドスプレートス。
 セー公園の噴水前から、修復中の連邦大学医学部の横道を降りていくと、難なく行き着くのがペロウリーニョ広場の先にあるこの教会、ロザリオ・ドス・プレートス。遠くからでも、その風貌が芸術的で、その形といい、色といい、なんとなく目立つんですね。

 ペロウリーニョ広場の坂の上から通りを写した写真には、かなりの確率で構図の中に入り込んでいます。それだけ、絵になる教会だとも言えるのでしょう。
  1704年に建築が始まり、完成には18世紀いっぱいかかったとのこと。教会内の装飾には、ロココ・バロック様式が用いられています。

 この“Dos pretos −− ドス・プレートス”という言葉。

連邦大学医学部のキャンパスの横道を入ると、教会の尖塔が見えてくる 典型的な、色彩豊かなコロニアル建築が立つペロウリーニョ広場
連邦大学医学部のキャンパスの横道を入ると、教会の尖塔が見えてくる 典型的な、色彩豊かなコロニアル建築が立つペロウリーニョ広場
 「黒人の〜」という意味を持つこの教会は、文字どおり、黒人の手で作られた黒人の為の教会であり、この教会が持つ特別の意味でしょう。

 ヨーロッパからの寄付などで作られた他の教会とは異なり、当時の黒人奴隷達の寄付で作られたこの教会には、無言で語りかけてくるものが多い。

 きらびやかな金箔こそ少ないけれども、教会建設にかけられた思いがとても強かったように感じられました。昼はポルトガル人の為に、夜は自分たちの為に働いていた彼ら。苦しい生活の中、彼らは教会建設のためにと、金を隠して一生懸命持ち帰り、その金で金箔を施したとのことです。

美しい、芸術的な教会正面 教会の門にある銅板には、この教会の建設にまつわるストーリーが刻んである
美しい、芸術的な教会正面 教会の門にある銅板には、この教会の建設にまつわるストーリーが刻んである
 この教会では毎週火曜日18時から、アフリカ文化を融合させた独特なミサ・アフロが行われます。

 毎年11月25日はバイアナの日、12月4日はサンタバルバラの日。教会は人でいっぱいになり、ミサや輪になってサンバを踊るサンバ・デ・ローダなど、様々な催しが行れます。フェイジョアーダもご馳走してくれるらしいけれども、教会に入るときには、献金を忘れずに。金額は決まっていないようですが、この教会を建てた彼らの想いを後世に伝えるためのご協力を…。


筆者プロフィール

久枝・高橋・サントス
音大卒業後、ピアノ教師に。結婚を機に13年前にブラジルに渡る。
現在は、サルバドールの海沿いに暮らし、ピアノや歌、日本語を教えている。

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