サルヴァドールの街歩き
 ようこそ、サルヴァドールへ。
 サンパウロから空路約2時間半、リオデジャネイロから約2時間。ポルトガル統治時代は首都として栄え、現在はユネスコの世界文化遺産に指定されている歴史的な街として、多くの旅行者が訪れています。
 そんな世界文化遺産の街 サルヴァドールの魅力を、Ms.久枝がご紹介します
サンサルヴァドール・バジリカ大聖堂
Catedral Basi´lica de São Salvador

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公園から見たバジリカ大聖堂。右側のほうに繋がっている、サーモンピンクの建物は、バイア連邦大学医学部。(野口英世博士が黄熱病の研究をする為に滞在したことのある場所)
 サルヴァドール3大教会のうちの一つ、サンサルヴァドール・バジリカ大聖堂
 案内してくれた教会のガイドさんによると、建築に15年、内装に95年間の歳月を費やし、建築されてから今日に至るまで、一度も修復の手が加えられたことが無いそうです。そのため、外から見ると少し古いように見えますが、中に入れば、絶対に見る価値があると分かります。

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SACRISTIA サクリスチーアと呼ばれる、ミサが行われる以前の準備などが行われる場所。使用されている資材の多くは、ポルトガルから取り寄せられた
 入り口から入ってすぐの場所は、奴隷制が残っていた時代に、奴隷の男女たちがそれぞれ左右に分かれてミサに参加した場所でした。こんなところにも、その当時の社会制度が反映されていたのですね。

 少し先に行くと、天井画のあるホールがあります。中国の影響を受けたフランス人の画家の作だそうです。サーモンピンクとモスグリーンの配色を見ると中国らしさも感じられ、「なるほど」とシルクロードのロマンにしばし浸ったのでした。

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天井のレリーフ。十字架の下にIHSというイニシャルが見える 大聖堂内部には約400KGの金が使用されている。正面左には黄金の椅子が見える
 さて、礼拝堂の天井はバロック様式で、天井画の代わりにレリーフが施してあります。その中央にはI・H・Sというイニシャルが刻んであります。これは、イエズス・人・救世主を意味するのだそうです。礼拝堂の左右に連立する黄金の13のチャペルも素晴らしかったのですが(ちなみに、この教会全体で、400KGの金が使用されているとのこと)、私にとって一番思い出に残ったのは、ある椅子でした。


 それは、礼拝堂の正面に佇む黄金の椅子。こんなところに椅子、しかも黄金の椅子があるのは少し不思議な感じがして、ガイドの方に聞いてみると、ブラジル最初のビショップ(司教)、ドン・ペドロ・フェルナンデスの為のものでした。1556年にポルトガルからブラジルに着き殉教するまで、布教活動に励んだ信仰の持ち主だったということです。こういう人もいたのだなあと思うと、その椅子を見て敬虔な思いを抱かずにはいられませんでした。


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毎年5月10日に聖フランシスコ・ザビエルのお祭りが行われる。祭りでは、御神輿のような物を担いで町を練り歩く
参考:ブラジル音楽〜宗教音楽〜
 毎年5月には、守護聖人である聖フランシスコ・ザビエルのお祭りをするこの街、サルヴァドール。彼もまた、遠い日本まで赴き、布教活動をしたうちの一人だったということを思うと、

 日本とサルヴァドール… どこかでつながっていたんだなあ

 と、想いを馳せたひと時でした。



筆者プロフィール

久枝・高橋・サントス
音大卒業後、ピアノ教師に。結婚を機にブラジルに渡る。
現在は、サルバドールの海沿いに暮らし、ピアノや歌、日本語を教えている。

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