サルヴァドールの街歩き
 ようこそ、サルヴァドールへ。
 サンパウロから空路約2時間半、リオデジャネイロから約2時間。ポルトガル統治時代は首都として栄え、現在はユネスコの世界文化遺産に指定されている歴史的な街として、多くの旅行者が訪れています。
 そんな世界文化遺産の街 サルヴァドールの魅力を、Ms.久枝がご紹介します
バイア料理ミュージアム SENAC
Museu da Gastronomia Baiana Senac

 ロザリオ・ドス・プレートス教会のすぐ近く、坂を登って2、3件目に建つSENACバイア料理ミュージアム。このミュージアムには、3つのみどころがあります。

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ブラジルの国旗の変遷。一番左に見えるのが現行の国旗のひとつ前のもの。
 1つめは、サンサルヴァドールの間。当時サルヴァドールは、サンサルヴァドールと呼ばれていたことは皆さんもご存知かもしれません。
 シャンデリアのある狭い階段を上っていくと、サンサルヴァドールの間(SALA Sao Salvador)があります。そこには17〜18世紀頃に使用されていた様々な拳銃や、現在に至るまで変遷してきた国旗の数々が展示してあります。ちょっとした歴史ミュージアムにもなっています。


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日本古代の埋葬様式を思わせる、インディオが埋葬に使用していた、かめ。
 その他、インディオが土葬に使用していた甕(かめ)もあり、日本の縄文・弥生時代の甕を棺として埋葬した甕棺墓(かめかんぼ)を思わせる、興味深くまた貴重なものでした。

 とはいえ、サンサルヴァドールの間にある展示はそう多くなく、何だこれだけかと思いきや… その奥には音楽スポットが! 屋外ステージと、劇場小ホールがあり、夜7時ともなると様々な催し物があるそうです。ぜひ、見てみたいですね。チケットはその場で買えますよ。


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城壁はその厚さが1.5m位ある。この場所には、最端の見張り台へ出る扉があった。
 そして、階下に行くと、いよいよこのミュージアムで一番の見所の場所に…。
 入ってまず気になるのが、現代的な建築スタイルなのに、壁だけがなんとなく古そう、ということ。それもそのはず、この壁、17世紀当時のものなんです! ブラジルがポルトガルによって発見されてから、サンサルヴァドールの町はその他のヨーロッパ諸国が殖民権を争って攻めて来るのを恐れ、城壁で囲まれていました。当時、城壁はリオ・ブランコ宮殿よりも先にあるカストロ・アウヴェス公園から始まり、このミュージアムがある場所まで続いていました。よく造ったものですよねー! その後、城壁は全て破壊されたそうですが、ここには当時のままのサンサルヴァドールの城壁が残っています。


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上2段は主調味料を潰して擂(す)る為に使われる、すりこぎのようなもの。下の段にある漏斗は、日本のそれと全く同じように使われます。 小さいものは長さ15cmから、大きなものになると長さが約2m程にもなる木製のしゃもじ。 アフリカン宗教の供え物の食べ物。奴隷として連れてこられたアフリカの人々が想い忍ばれます。
 最後の見どころは、バイア料理ミュージアムならではの展示室。ここバイア州で調理に使う道具類や、写真パネルが展示してあります。
 興味深い調理器具や面白いものも並んでいたのですが、実はここだけの話、ここにあった調理器、うちの主人の実家では今でもみんな日常的に使っているものです。サルヴァドールではミュージアムに飾られてしまう調理器具達ですが、7年間田舎に住んでいた私にとっては最近まで使っていた道具たち。少し懐かしさも感じたこのミュージアムでした。
 どことなく日本にもありそうな調理器具を見て、今回の訪問で感じたのは、人類は住む場所は違っていても発想や工夫には共通性があり、似たような道具を考え、作り出して来たのだなあということでした。


 さて、見学中または見学の締めは、実際のバイア料理を堪能してみては?
 サンサルヴァドールの間からさらに階段を上ったところに、SENAC料理学校 レストランがあります。ここでは、バイア郷土料理のビュッフェがあり、この地域ならではの料理が食べられます。


◎バイア料理ミュージアムSENAC(Museu da Gastronomia Baiana Senac)
 住  所:
   Praca Jose de Alencar ,13/19
   Largo do Pelourinho
   CEP 40025-140
   Salvador-Bahia
 TEL(55) 71-3324-4553
 http://www.ba.senac.br/

 ◎SENAC料理学校 レストラン Restaurante escola SENAC

 時間帯 :11:30-13:30 / 18:30-22:00
 料 金 :お飲み物別、デザート込み お1人様 28レアル(2008年1月現在)
  28 reais por pessoa
  bufe
  bebida por fora
  sobre mesa incluso


筆者プロフィール

久枝・高橋・サントス
音大卒業後、ピアノ教師に。結婚を機にブラジルに渡る。
現在は、サルバドールの海沿いに暮らし、ピアノや歌、日本語を教えている。

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