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フォホ(FORRO)
トリオ(TRIO)と呼ばれる、太鼓、アコーデイオン、トライアングル、ギターなどで編成される、とてもポピュラーな形態。
人々はフォホに合わせて、クワドリッリャ(Quadrilha)と呼ばれる、いわゆるフォークダンスを踊って楽しむ。舞台の周囲には、この時季の美味しいレシピでいっぱいの屋台が軒を連ねる
 フォホ(FORRO)は20世紀の初めに誕生しました。この頃、ペルナンブーコ、パライーバ、アラゴーア州を結ぶ鉄道建設の為に、イギリスから技師達が来ていました。鉄道建設に従事していた労働者達には、週末になるとパーティーがふるまわれ、それを“FOR ALL”を呼んでいました。そして、“FOR ALL”が訛って「フォホ〜FORRO」となったものと伝えられています。

 フォホ(FORRO)を簡単に表現すると、歌を歌いながらフォークダンスの音楽をゆっくり弾いた感じとでも言ったら良いでしょうか。ギター、アコーデオン、太鼓、トライアングルなどで編成されるトリオと呼ばれるシンプルなものから、ドラムやフルート、コーラスなどが加わる商業的なものもあります。テンポは軽快な2分の4拍子。歌の部分は、大体が物語りを面白おかしく語るものです。

 ルイス・ゴンザガ・ド・ナシメント(Luis Gonzaga do Nascimento)は、このスタイルを世に出したアコーデオン奏者として有名です。
その他、
 ・ドミングイーニョス(Dominguinhos)
 ・ジャクソン・ド・パンデイロ(Jackson do Pandeiro)
 ・ペドロ・セルタネージョ(Pedro Sertanejo)
 ・オズヴァゥジーニョ・ド・アコルデオン
  (Osvaldinho do Acordeon)
 ・アナスターシア(Anastacia)
 ・マリネス(Marines)
 ・ゼ・ダンタス(Ze Dantas)

などのミュージシャンがいます。
 FORROは、毎年6月に行われるフェスタ・ジュニーナ(FESTA JUNINA)には欠かせないもの。フェスタ・ジュニーナとは「6月祭り」の意味で、「田舎祭り」とも呼ばれ、昔の田舎の生活を表現したブラジルの民族的なお祭りです。

 ペロリーニョでは毎年6月17日から23日前後に、州政府後援のフェスタ・ジュニーナが行われます。先日、そのフェスタ・ジュニーナへ行って来ました。
 ペロリーニョのフェスタ・ジュニーナは期間中、大小9つの野外仮設舞台に、総勢160の音楽グループが参加するという大規模な催し。どの演奏も無料で聞くことができます。期間中はペロリーニョ全域が歩行者天国になっていて、賑やかにデコレーションされた通りはとても華やかです。車で来ても、市が管理する青空駐車場に駐車できますよ。
 昼間はペロリーニョ周辺の歴史散策をしながら、夜8時から始まるコンサートを待つ・・・なんてのは打ってつけのコースかも。お腹が空いたら、所狭しと並んだ屋台が、この時季特有の美味しいレシピを準備していますョ。
ペロリーニョ(Pelourinho)に設けられたフェスタ・ジュニーナ(収穫祭)の催し物の入口。 Festa Junina特有の飾り付け。 祭りの期間中は、ペロリーニョ全域が歩行者天国となり便利で華やか。菱形の提灯のような物は、バロンと呼ばれるもの。以前は、中に火を点けて飛ばすのが習慣だった。しばしば火事に繋がった為、現在は禁止されている。


Brazilian Music バックナンバー
[01.Bossa Nova] [02.SAMBA] [03.CHORO] [04.Musica Sertaneja] [05.Musica Classica Brasileira]
[06.FORRO] [07.JOVEM GUARDA] [08.Musica Religiosa] [09.Carnival Music-1] [10.Carnival Music-2]

筆者プロフィール

久枝・高橋・サントス
音大卒業後、ピアノ教師に。結婚を機に13年前にブラジルに渡る。
現在は、サルバドールの海沿いに暮らし、ピアノや歌を教えている。

東京都知事 登録旅行業 第3-6300号・日本旅行業協会(JATA)正会員・日本海外ツアーオペレーター協会(OTOA)正会員
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