南米料理を楽しもう

ブラジル音楽を紹介していただいたサルヴァドール在住のMs.久枝が、いつも家庭で作っているブラジルならではお料理を伝授。
プロの料理人のレシピではないけれど、女性&主婦ならではの作りやすいレシピを紹介いたします。
一度食べたらクセになるかも!?
プロの料理人のレシピではないけれど、女性&主婦ならではの作りやすいレシピを紹介いたします。
一度食べたらクセになるかも!?
ポン・デ・ケージョ(チーズパン)
お餅のような食感のポン・デ・ケージョは、ミナス・ジェライス州では18世紀の頃から作られてきました。主に牧場や、プランテーションの地主の家庭のために作られていたもののようです。
その後、ブラジル全土に広がりました。さらに、ここ十数年の間に世界各地にも紹介され、現在ではUSA、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス、日本、イスラエル、ポルトガル、アルゼンチンその他の国々に輸出されています。
ポン・デ・ケージョはタピオカ粉で作りますが、ブラジルでは手軽に作れるポン・デ・ケージョ・ミックスが売っています。今回はタピオカ粉を使ったレシピの他に、ミックス粉を使ったレシピもご紹介します。
なお、ポン・デ・ケージョ・ミックスはブラジル食材店やサイトで入手可能のようです。

◎材料(約45個分)
タピオカ粉 | 500g |
牛乳 | 100ml |
水 | 200ml |
油 | 100ml |
パルメザンチーズ | 100g |
卵 | 1個 |
塩 | 少々 |
【チーズパンミックスの場合】 | 1/2個 |
チーズパンミックス | 1箱(袋) |
卵 | 2個 |
水 | 100ml |
◎作り方
- タピオカ粉をボールにいれる。
- 水、牛乳、油を混ぜて沸騰させ、1のボールに加える。
- 卵、塩、パルメザンチーズを加え、熱いままの状態で手際よく混ぜる。木のへらなどで大方混ぜたあとで、手でこねると混ぜやすい。パンの生地をこねる要領で、よくこねる。
- 耳たぶくらいの硬さになるまでこねたら、小さくまとめる。この時、生地の底が油っこくならないように、底に親指で上げ底にしておくとよい。
- 天板に薄く油を敷き、小さくまとめた生地を並べる。
- 180度程度の温度で、約30間焼く。
【チーズパンミックスの場合】
- チーズパンミックスに卵と水を加える。
- 生地がまとまり充分柔らかくなるまで、パンの生地をこねるようにこねる。
- 上記6〜7と同じ。




初めてチーズパン(ポン・デ・ケージョ)を食べたとき、日本のお餅を思い起こさせ、日本人が好みそうなスナックだなーと感じました。
こちらに来てから、お餅を食べる機会があまり無いので、チーズパンを食べてお餅を食べた気持ちになります。
ホームシックにならないようにお餅の食感を与えてくれるチーズパンは、私の良きパートナー(?)。