ホテル東京内の「カスケイドカフェ」で、「南米ペルー料理ブッフェ」が開催中です。
初日にお邪魔してきましたので、レポートします。
同レストランでペルー料理を取り上げるのは初とのこと。レストランならではのアレンジが期待できます。
目の前で仕上げてくれるセビーチェ
セビーチェのサッパリとした味わいが、前菜にピッタリ
ペルー人のソウルフード、アンティクーチョ(牛ハツの串焼き)
カウサや、パパ・アラ・ワンカイナなどのポテト料理
香辛料や唐辛子などを利用するものの、料理そのものが辛いというよりは、ソースなどで辛さを調整できるものが多いペルー料理。老若男女が楽しむブッフェらしく、料理単体で特別辛いメニューはありませんでした。
辛いものが好きな人には、別途用意されている4種のソース(※)を。赤トウガラシや黄トウガラシなどのペーストをもとにつくられたソースは、どれもびっくりするほど辛く、料理たちにキリっとした刺激を与えてくれます。
(※4/21追記)
初日は4種類のソースでしたが、その後、超辛口のアヒ・リモを種ごと使用した「アヒ・リモ チリソース(リモ ホットペッパーソース)」と、辛さを抑えた黄色唐辛子の「アヒ・アマリージョ チリソース(イエロー ホットペッパーソース)」の2種類になったそうです。
いずれもブラックミントで香りを加え、カスケイドカフェ、オリジナルの配合でペースト状にしたソースとのこと。
別添えのソースで辛さの調節を(現在は2種に変更)
このほか、カスケードカフェオリジナルの「ペルー風パエリア」や、スーパーフードとして人気のキヌアなどを使った「キヌア・サラダ」などもあります。
キヌア・ビールやインカ・コーラなどのドリンクと一緒に、お腹いっぱいペルーを満喫してみてください。
仕上げのデザートには、カボチャとサツマイモからつくるペルー風ドーナツ「ピカロネス」を。タイミングがあえば、目の前で揚げた、熱々をいただくことができます。そのほか、コンデスミルクを煮詰めたマンハーブランコにメレンゲをのせた「ススピロ・デ・リメーニャ」や、ライスプディングもあります。
カリもちな食感のピカロネス。甘い「チャンカラ」をかけて
ススピロ・デ・リメーニャ や ライスプディングも
都内には、数は少ないもののペルー料理店は何店かありますが、これだけの種類の料理を少しずつたくさん食べられる機会はそうそうありません。
シェフの出身地域によって使用する食材が変わり、味わいが異なることも多いペルー料理。ブッフェで色々なメニューを試して、気に入ったものをまた別のレストランで食べ比べてみたりするのも楽しそうです。
カスケイドカフェ内観。シックな中にペルーの香りが広がります
また、ペルー料理のほか、通常のブッフェもあるので、日本のご飯にペルーのお肉料理をおかずにしていただいてみると、いかに日本食との相性がいいかがわかるかもしれません。
ブッフェでは、ペルー料理のメニューは月ごとに20種類をそろえることから、5月、6月にはここで紹介したメニューから新しいメニューに入れ替わっているものもあるかもしれません。新しいメニューも楽しみですね。