ブラジル音楽を楽しもう

ブラジル音楽〜クラシック音楽


 毎年、ここサルヴァドールのカーニバルの舞台となるカンポグランジ公園。この公園には、バイアでは最大の劇場であるカストロ・アウヴェス劇場(TCA-Teatro Castro Alves)があり、クラッシックの拠点でもあります。

 ブラジルのクラッシック音楽と言うと、ちょっとピンと来ないかもしれませんが、バッハの音楽からインスピレーションを得たと伝えられるヴィラ・ロボス(Villa Lobos)のア・バキアーナ(A Bachiana)5番は国際的にも有名で、諸外国においても演奏、レコーディングされています。ヴィラ・ロボスは、主にフランスやアメリカで音楽活動をしていましたが、作曲の素材を探す為にブラジル各地を歩き回り、田舎の民謡や古くからあったメロデイーを研究したということです。 また、ブラジル独自のオペラ創作に貢献したことで有名なカルロス・ゴメス(Carlos Gomes)のオペラ「ああグァラニ(O,Guarani)」は、歴史に残る作品です。


・故アレッシャンドレ・レヴィ(Alexandre Levy)
・ジョゼ・マウリースィオ(Jose Mauricio)
・クラウディオ・サントーロ(Claudio Santoro)
・エルンスト・ヴィドメール(Ernst Widmer)
・ゲーハ・ペイシ(Guerra Peixe)
・カマルゴ・グアルニエリ(Camargo Guarnieri)
・リンデンバーグ・カルドーゾ(Lindembergue Cardoso)
・フランスィスコ・ミニョン(Francisco Mignone)


なども。
サンバ

リハーサルの後、オーケストラのメンバーと一枚お願いしました。ボイコ氏は、日本のある市と、ブラジルのある市との姉妹都市プロジェクトの提案者でもあります。Pedi uma foto com os membros da orquestra depois do ensaio .Maestro Boyko e tambem idealizador do projeto de irmadade entre

サンバ

5月18日にTCAで行われたコンサート風景。第2部では、指揮者ボイコ氏の作曲したトレースレイス(3Reis)が上演されました。

 また、現役のウェリントン・ゴメス(Wellington Gomes)などの作曲家がいます。
 いずれも、ヨーロッパで勉強してきたか、移民してきた音楽家だそうですが、ブラジルのクラシック界も素晴らしいものがあります。 
 ただ、ブラジルでは日本のように、学校の音楽の授業でクラッシックを聴く機会がないため、好きな人はとても好きでコンサートによく通いますが、そうでない人はなかなか生のクラッシックに触れる機会が少ないのが現状です。

 さて。先日、日本領事館が支援している日伯姉妹都市プロジェクトの会議で、バイア・シンフォニー・オーケストラ OSBA(Orquestra Sinfonica da Bahia)の招聘指揮者であるボイコ・ストヤーノフ氏(Maestro Boyko Stoyanov)と知り合いました。
 そこでボイコ氏に、ブラジルのクラッシック音楽について少し語っていただきました。

 「インディオ(先住民)の文化を土台に、西洋音楽のテクニックやスタイルを織り込みながらも、尚且つ、トロピカルなアフロ文化をも吸収したブラジルのクラッシック作品は、ヨーロッパのそれよりも力強いものとなった。また、様々な文化が混在するこのブラジルの地において、芸術家は新しいものを創作するインスピレーションを感じるものだ…」

と、ご自身の作曲家としての意欲も見せてくださいました。

 5月18日にTCAで、ベートーヴェンの交響曲と共に上演されたボイコ氏作曲の『3REIS(トレースレイス)』は、ジャズその他の様々なスタイルを盛り込み、舞台と観客を一体化することに成功した斬新かつ、素晴らしいコンサートでした。
 皆さんが想像される堅苦しそうなクラッシックというよりは、まるでジャズジャムセッションのような雰囲気で、3人のソリストのアドリブや弾き語りが織り込まれ、最後はコーラスと観客による手拍子で終わる楽しいものでした。

 ボイコ氏のコンサートなら、ブラジルのクラッシックに興味の有る方、また余り興味のない方でも意外と楽しめるかもしれませんね!

取材協力  
カストロ・アウヴェス劇場(Teatro Castro Alves)
カンポ・グランジ公園前、セントロからバスで15分、車で5分。
1554席の大ホール、200席の小ホールの他、ポピュラーコンサートの会場となる5000人収容できるドームもある。1958年に建築され、10年前に総工費1000万ドルをかけて改築された。

TCAの演奏プログラムをgetするには・・
サイト
www.tca.ba.gov.br
www.fundacaocultural.ba.gov.br

指揮者 ボイコ・ストヤーノフ
Maestro Boyko Stoyanov
1953年ブルガリア生まれ。ソフィア音楽院を経て、ポーランド・ワルシャワ・ショパン音楽院にて作曲、指揮を学び、‘81年修士号取得。59年以降、作曲家、指揮者、ピアニスト、歌手として、ブルガリアをはじめポーランド、旧ソ連、オーストリア、ドイツ、フランスなどヨーロッパ諸国、また米国やアジアなど世界各地で活動。‘86年には東京交響楽団を指揮して日本デビュー。ジャズを含む古典から現代までの幅広い音楽をカバーする。世界各地でのコンクールで多数入賞。名誉賞は40を超える。現カストロ・アウヴェス劇場招聘指揮者。

日本でも20年以上音楽活動を続けている。日伯間の姉妹都市音楽プロジェクトの立案者でもある。

■筆者プロフィール


久枝・高橋・サントス
音大卒業後、ピアノ教師に。結婚を機に13年前にブラジルに渡る。
現在は、サルバドールの海沿いに暮らし、ピアノや歌を教えている。
 

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