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雨季・乾季で異なる姿を見せるウユニ塩湖ツアーへ

雨季のウユニ塩湖
ウユニ塩湖は東京都の5倍もの面積をもつ、広大な地。
一般的な観光シーズンは6月〜10月で、見渡す限りひび割れた塩の模様が広がる乾いた真っ白な大地を楽しみます。
しかし、実は雨季の12月〜3月は全く違った姿を見ることができるのです。
それが、薄く張った水に映る“大地の空”。
広大な土地に広がる、感動の景色です。
ウユニ塩湖への行き方

乾季のウユニ塩湖 塩の模様が広がる
ウユニ塩湖は、ボリビアの観光の拠点となるラパスから車で8〜10時間。なかなかの悪路を走ります。しかも、高地を経由するので、人によっては、高山病の軽い症状の中を進むことに…。
また、ウユニ市街地からでも車で約40分の道のりとなります。
飛行機ならわずか45分ですので、時間のない方にはお勧めですが、できれば日程を調整してウユニでの宿泊をお勧めします。
最近、評判のよいルート(旅程)は、飛行機でペルーのクスコからラパスを経由し、ウユニへ移動するもの。世界遺産のマチュピチュ&クスコとウユニ塩湖を観光できる、新たなゴールデンルートです。
さらに、ウユニ塩湖の標高が4000m、ラパスの標高が3700mと高いため、先に標高3500mと若干低いクスコから移動することで、多少の高山病予防が期待できます。
星空を映し出す? 星空&朝日鑑賞ツアーが人気
はるばるウユニ塩湖を訪れるならば、ぜひ、日帰りではなく宿泊を。
ウユニ塩湖らしい「塩のホテル」も人気ですが、なんといっても、昼とは違った姿を見せる雨季シーズンの夜が注目の的。
月の見えない新月で天候に恵まれれば、夜は星空が湖面に映る絶景にも出会える可能性があります。
星空と朝日を見る「星空&朝日鑑賞ツアー」は人気があり、手配が可能です。
このほか、夕日を見るツアーもあり、それぞれオプションで追加手配が可能です。
なお、新月前後は非常に人気があり、ホテルがとりにくくなっています。
新月に限らず、月の出・月の入りの時間帯によっては夜に月がない日があります。
詳細・月の状況に関しては、こちらのブログも合わせてご参照ください。
「雨季のウユニ塩湖。新月だけじゃない! 夜の絶景を楽しむチャンスを探る」
<観光シーズン>
乾季:6月〜10月 乾いた真っ白な大地
雨季:12月〜3月 薄く水の張った大地(お勧めは水が多すぎない1月!)
<2019年雨季シーズンの新月と満月>
4WDで走る ウユニ塩湖ツアー

ウユニ塩湖のツアーでは、4WDで真っ白な大地を走ります。
見渡す限りの平原にようやく見える影。それが、乾季のウユニ塩湖ツアーの観光ポイント「魚の島」(イスラ・ペスカード)です。
「魚の島」は遠くから見ると魚の形をしていることからそう呼ばれています。真っ白な大地にボツっと陸地のような岩山があり、そこに大きなサボテンがにょきにょきと生えた景色は、寂りょうした不思議な光景です。
なお、「魚の島」は雨季になって水量が増すと、訪れることができない場合が多々あります。
まさに、雨季と乾季で異なる姿を見せるウユニ塩湖なのです。
ウユニ塩湖に泊まる…

「塩のホテル」に泊まりたい方は、ウユニ市街地から約20分ほど塩湖寄りのコルチャニ(COLCHANI)にあるルナ サラダ(LUNA SALADA)へどうぞ。
ウニベルツールのウユニ塩湖ツアーでも宿泊する塩のホテルです。壁はもちろん、テーブルやイスなども塩でできています。
ホテルからはウユニ塩湖が一望でき、塩湖に沈む夕日も見ることができます。

塩湖の中には、プラヤ ブランカ(PLAYA BLANCA)という塩でできたホテルがあり、日本人旅行者からのお問い合わせも多くありますが、ウニベルツールではルナ サラダをお勧めしています。
例年、雨季シーズンは人気があり、ホテルの手配が困難になりますので、半年前を目安に早目にお問い合わせください。
なお、ウユニ塩湖周辺では電力事情が安定しておらず、停電がしばし発生します。
ホテルのチェックアウト時に運悪く停電が起きてしまうと、クレジットカード決済ができなくなります。ホテル内でご利用になった飲み物など、料金の精算を考慮して、USドルの現金を少し多めにご用意いただくとよいかもしれません。
雨季のウユニ塩湖で遊ぶならサンダルは必須!

ウユニ塩湖 塩の結晶
雨季のウユニ塩湖の醍醐味、一面の空を映す鏡状の湖。当然ながら塩湖は水深10数センチの水辺となっています。
車から降りて空の大地の中に身を置くには、スニーカーなど通常の靴では濡れてしまいます。
また、その後の乾きも悪いため、サンダルが必需品です。
間違っても裸足で歩こうとしないでくださいね。塩湖は大地は「塩の結晶」。「裸足では、死ぬほど痛くて歩けない」という声が多数寄せられています!
なお、夕焼けと星空のサンセットツアーに行かれる方は、できれば長靴があるとよいでしょう。
夜になると気温が下がり、サンダルでは水が少し冷たくて大変とのことです。
<ウユニ塩湖 あると便利な持ち物>
●日焼け止め
●サングラス
●帽子
●サンダル & 長靴


日本に居てはできない多くの経験を安全にたくさんさせていただきました。
天候も我々の行く先で必ず晴れると言う風に、大変恵まれました。

ウユニ塩湖ツアーはボリビアのラパスから2泊3日、4WDで悪路を片道8時間の旅でした。
最初はボックスカーで行くのかなと思っていたのですが、後でなぜ4WDが必要かわかりました。道があるような無いような荒野。雨が降ると、いたるところに川ができ、ぬかるみができるからでした。
また、塩湖にそのまま入り、50センチくらいの深さまで入って走るのもジープでなければ水没してしまうでしょう。

そして、これらの4WDはすべてが我が日本のトヨタのランドクルーザーだったのも印象的です。
日本で新車として発売され、最後のご奉公に中古として売られて来て、ボリビアのウユニ塩湖で活躍するトヨタ車を見て感動しました。
トヨタの車を作っているみなさんに、中古で燃料メーターだけが動く状態の車でありながら「こんなにがんばっているよ」と伝えてあげたいと思いました。

レンソイスの砂丘(デザート)は今が雨季ということもあり、その白さはもうひとつかなと思いました。なんでも、乾季になると砂の表面の水分が無くなり、細かい砂の質そのものが出きて白くなるようです。
その代わりに、今回は砂丘の中の水溜りが多く残っていて、泳ぐことができました。また、乾季には全く水がなくなり魚の形も無くなるのに、水溜りには小魚もたくさん泳いでおりました。乾季には乾季の、雨季には雨季の良いところがありますね。
とても楽しい旅でした!