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2015年06月16日(火)

ブラジルのおやつ〜サンパウロ便り〜

ブラジル人は(そして私も)、チョコレートが大好きですが、
今回は日本にはない、ブラジルのおやつをご紹介します。


ブラジルは歴史的に知られている通り、移民の多い国。
そのコロニアルな特徴は、おやつも例外ではありません。
ポルトガルやイタリア、そして日本とも関係のあるスイーツや軽食があり、

その由来を知ることも興味深いところです。


これらは、日々のおやつとしても親しまれていて、
Padaria=パダリア(パン屋さん)や、スーパーで簡単に購入できます。


まず、日本でも認知度の高いお菓子、ブリガデイロ
 

以前にも紹介した、甘〜いお菓子「ブリガデイロ」以前にも紹介した、甘〜いお菓子「ブリガデイロ」

ブラジルでも人気があり、コーヒーのお供として、また、
誕生日パーティーに欠かせない存在です。

准将(ポルトガル語でBrigadeiro=ブリガデイロ)だった、
エドワルド・ゴメスが1940年代に大統領選に出馬。
そのときに、夫人がキャンペーンのために作ったと言われています。
ゴメスは落選したものの、このお菓子はブラジルを代表するお菓子となりました。

さて、ここからは、おやつの盛り合わせ写真でご紹介。

ブラジル人の好きなおやつを盛り合わせてみましたブラジル人の好きなおやつを盛り合わせてみました

ブリカデイロは、スプレーチョコなどがついているものが代表的ですが、こちらの写真の左側にある、
ピンクの丸型のもの(写真①)もブリカデイロです。
苺のブリガデイロ(Brigadeiro de Morango)で、
その名は、Bicho de Pé=ビーショ・ヂ・ペ。なんと水虫という意味です。
どうしてこの名前がついてしまったのでしょう….
でも、名前によらず、美味しいのでご安心を!



かつて、ブラジルを支配していたポルトガル由来のお菓子も多いです。

Quindim=キンジン(写真②)
アフリカの言葉で思春期の少女の魅力という意味。
砂糖、卵黄、ココナッツが材料で、卵黄を使っているのはポルトガルの影響です。
砂糖で栄えた時代に、豊富にとれるココナッツとあわせて作られていたお菓子です。
これに似たお菓子が日本にもあります。九州の鶏卵素麺です。
どちらもポルトガル伝来のお菓子ということで、同じような味わいです。


同じように、昔からブラジルで多く栽培されるサトウキビを使ったお菓子が、Pé de Moleque=ペ・ジ・モレッキ(写真③)。
小僧の足という意味で、ピーナツとサトウキビジュースを固めて作ったお菓子です。
手軽で美味しいのですが、歯にくっつくのが気になるところでしょうか。
 

Paçoca=パソッカ(写真④)
粉々に砕くという意味で、ピーナツとマンジョッカ(ブラジルでよく食べられている芋)を混ぜてつくる、ちょっと塩味のきいたお菓子。
ほろほろサクサクな食感のピーナツ菓子、といった感じで日本人の味覚にもよく合います。

どちらもブラジル人の好きなおやつで、ばらまき系のお土産にもおすすめです。

 

同じpaçocaでも、いろいろなタイプがあります同じpaçocaでも、いろいろなタイプがあります

移民国ブラジルらしいのが、ポルトガルだけでなく、
アラブやイタリア、そして日本伝来のおやつがあるところ。
とくにアラブ料理は、サンパウロ市内のレストランの4分の1がそうだと言われています。


そのアラブのおやつと言えば、
Quibe=キビ(写真⑤)や、Esfiha=エスフィーハ(写真⑥)。
キビはキビ粉とひき肉を使った肉団子のようなもの。
エスフィーハは中にひき肉が入ったスナックパンで、タルト状のものと、ミートパイのように包まれたものがあります。


イタリア移民がブラジルで広めたのが、Panetone=パネトーネ(写真⑦)。
クリスマスには、これを贈り合うのが習慣となっています。

ここからは一気に紹介します。
⑧⑨は、Bolo de Mandioca=ボーロ・ヂ・マンジョッカ、Bolo de Milho=ボーロ・ヂ・ミーリョといい、
マンジョッカと、ミーリョ(トウモロコシ)のケーキです。

⑩は、Maria-mole=マリアモーリ。
ココナッツパウダーを使った柔らかい食感のお菓子。

⑪Biscoito de Polvilho=ビスコット・ヂ・ポウヴィーリョ
水・牛乳・油で作られたシンプルなおやつ。

⑫Coxinha=コッシーニャ
鶏肉とポテトを混ぜてあげたもの。

⑬Beijinho=ベイジーニョ
小さなキスという意味。修道院で作られていました。

⑭Bem Casado=ベン・カザード
良き結婚という意味。結婚式で配られます。

⑮Romeu e Julieta=ロミオ・イ・ジュリエッタ(ロミオとジュリエット)
ゴイアバーダ(グアバ)とミナスジェライス州で作られるチーズ・ミナスチーズの組み合わせ。
食後のデザートでも、よく見かけます。
 


このほか、過去にブログでもご紹介したことのあるPastel=パステウも、忘れてはならないおやつのひとつです。
青空市(フェイラ)で大人気のパステウは、日本由来とも言われていて、
日系人のパステウの店は、美味しいと評判です。


この他にも、ブラジルのおやつはいくつもあります。
ブラジルで親しまれるスイーツはどれもしっかり甘く、
いや、甘すぎるものもありますが、一口サイズのものが多いので大丈夫。
ブラジルの濃いコーヒーにはぴったりなのです。

ブラジルにいらしたら、これらのおやつもぜひお試しくださいね。

 

 


執筆:coco

<プロフィール>
静岡県出身。2度の出産後、ヨガのインストラクターとして、主に産前産後の女性を対象に、ココロとカラダのセルフケア のレッスンを自主開催し、行政の講座なども担当。
その他、富士・富士宮の母たちによる市民活動「母力向上委員会」を立ち上げ、副代表として運営。
2013年からは、「一般社団法人ドリームマップ普及教会」の理事となり、夢をカタチにして伝えるツール、ドリームマップの普及に携わる一方、 2014年には 「coco kara labo」を立ち上げ、0歳から20歳までの子どもの成長の記録と、親 の想いをカタチにして残し、伝える「たすき帖」を開発し販売。
2014年春から、ブラジル・サンパウロ在住

2015/06/16 09:47 | <連載終了>サンパウロ便り


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