ウニベルツールスタッフがつづるスタッフブログ タイトル
2017年11月02日(木)

11月11日公開。チリ出身の詩人パブロ・ネルーダを描いた『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』を見てきました

11月11日から公開される、チリ出身でノーベル文学賞を受賞している詩人パブロ・ネルーダを描いた『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』の試写会に行ってきました。
 
実は私はパブロ・ネルーダを知らなかったのですが、チリではとても有名な人物。国民的ヒーローといった存在で、南米全体においてもチェ・ゲバラと並んで人気があるとも言われているほどなんです。
それは、詩人でありながら、共産主義の政治家として活動していたことに起因しているそう。そんなネルーダの半生を、チリ出身のパブロ・ラライン監督が手がけました。

映画を見るにあたり、チリの簡単な歴史や南米における左派の存在価値的なものを知っておくと、より面白味が増すかもしれません。

ストーリーは、チリ政府が共産党を非合法化する1948年から始まります。非合法となったことによる投獄から逃れるためネルーダは国内を移動していきますが、最終的には国外逃亡をします。それを追うのが、ガエル・ガルシア・ベルナル演じる警官ペルショノーです。

(ガエル・ガルシア・ベルナルは、かつてチェ・ゲバラの若き日を描いた映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』でチェ・ゲバラを演じており、この配役にニヤリとしてしまいました)。
 
詩人ゆえの独特の感性、自由奔放さがあり、周りがネルーダを守るために隠れ家を用意しても、外出をして足跡を残していくネルーダ。ここらへん、私は若干不思議な気持ちで見ていましたが、逃亡という状況さえも詩のインスピレーションでしかないのかもしれません。
 
また、追う警官ペルショノーも、最初は共産主義者であり、性を詩にのせて語るネルーダを敵視するかのように追っていくのですが、それがいつしか自問へと発展していきます。そこには、彼自身の生い立ちも関係しており・・・。
 
最後はチリの南部の山岳地帯が舞台となり、雪に囲まれた厳しい自然環境が広がります。
暖かいイメージのある南米ですが、縦に長いチリの南部は南極に近くなることから寒さの厳しい地域です。

都会と田舎の対比も印象的で、先住民族であるマプチェ族が資本主義者でありながら資本主義が好きではない農園主に雇われているという皮肉も効いています。
 
資本主義とは、共産主義とは。当時のチリ国民にとってネルーダの存在とは。それらに疑問を投じる存在となっているのがペルショノーなのかとも感じた映画でした。
 
 
『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』は11月11日(土)より、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか、全国にて公開となります。
ウニベルツールでは、公開を記念して「プンタアレナス発着 パイネ国立公園現地発着ツアー」をご用意しました。映画の半券チケットをお持ちの方は、10%割引とさせていただきます。
映画の半券を活用して、チリの自然を楽しんでみませんか?

なお、2017年の秋は中南米の映画がほかにも公開されています。
詳しくはニュース『2017年秋は、中南米映画が続々ロードショー!』をご参照ください。
 

<参考> 
『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』公式サイト
 
プンタアレナス発着 パイネ国立公園現地発着ツアー 2泊3日、3泊4日

2017/11/02 12:08 | 中南米関連 書籍・雑誌・テレビ紹介


南米旅行専門店 ウニベルツール
株式会社ウニベルツール
東京都知事 登録旅行業 第3-6300号
日本旅行業協会(JATA)正会員
日本海外ツアーオペレーター協会(OTOA)正会員

東京本社
〒104-0061
東京都中央区銀座8-14-14銀座昭和通りビル4階
TEL:03-3544-6110 FAX:03-3544-8855
E-MAIL : info@univer.net
大阪支社
〒530-0002
大阪府大阪市北区曾根崎新地2-5-3堂島TSSビル2階
TEL:06-6347-0125 FAX:06-6348-1140
E-MAIL : osa@univer.net
ブラジル・中南米
サンパウロ支店
リオデジャネイロ支店
各国ネットワーク

Copright © UNIVERTUR TRAVEL SERVICE All rights reserved.